初の両リーグでのW受賞!城島「正直にうれしい」

[ 2010年11月12日 06:00 ]

 捕手としては史上初のセ・パ両リーグでのW受賞。全ポジションを見ても8人目の快挙に阪神の城島は「セ・リーグ1年目で、しかも優勝に導くこともできなかったのに、このような光栄な賞をもらって、本当にいいのかなという気持ちはあります」としながら「自分の意識の中では守備というのは大きなウエートを占めていますし、受賞できたというのは正直にうれしい」とコメントした。

 ダイエー時代は99年から05年まで7年連続で受賞した常連だが、何といってもその強肩が城島の強みだ。昨季は企図131、許盗塁91、盗塁刺40、阻止率・305だったチームは、城島の加入で同企図65、許盗塁42、盗塁刺23、阻止率はチームとしてはリーグトップとなる・354。古傷の左ひざなど体調が万全でない中、144試合とCS2試合すべてに先発マスクをかぶった城島が「にらみ」を利かせることで企図数、許盗塁は、70年以降の阪神では最少の数字だった。「盗塁阻止率に関しては投手の協力あってこそ。みんなに感謝です」と投手陣に感謝した城島。来季は連続受賞に加えて覇権奪回がテーマとなる。

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2010年11月12日のニュース