イチも“愛しき”マリナーズ名物アナ死去

[ 2010年11月12日 06:00 ]

現地時間の10日に亡くなったマリナーズの名物アナウンサー、デーブ・ニーハウス氏(右)

 野球殿堂入りを果たしたマリナーズの名物アナウンサー、デーブ・ニーハウス氏が10日、心臓発作のためワシントン州の自宅で死去した。75歳だった。同氏は77年の球団創設から今季終了まで場内アナウンスを務めた。

 ビッグプレーの際の「マイ、オー、マイ」のフレーズとともに、かつてマ軍に在籍したロドリゲス(ヤンキース)の愛称「Aロッド」の名付け親としても知られる。近年は高齢による衰えから実況ミスもあったが、イチローも「人間がいいからいいじゃない。ちょっとかわいいよね」と話すなど、選手からも愛されていた。本拠地セーフコ・フィールドでは同氏の映像を流し、リンカーンCEO(最高経営責任者)は「球団創設から本当に愛情を注ぎ続けてくれた」と声明を発表した。

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2010年11月12日のニュース