元阪神・的場が決勝2ラン!トヨタ4強一番乗り

[ 2010年11月12日 06:00 ]

<トヨタ自動車・三菱自動車岡崎>4回1死一塁、元阪神の的場(右)が左越えに先制2ランを放つ

 スポニチ後援の第37回社会人野球日本選手権第6日は11日、京セラドームで2回戦2試合と準々決勝1試合が行われ、トヨタ自動車が4強一番乗りを果たした。また、第2試合のヤマハ―日本新薬は延長12回、1死満塁で始まるタイブレーク方式の末にヤマハが2年ぶり8強入り。先発のブラジル出身4年目右腕、フェリペ・ナテル投手(21)が好投。来オフのプロ入りをアピールした。JX―ENEOSも準々決勝に進出した。

 トヨタ自動車は、4回に元阪神の4番・的場が左中間へ先制2ラン。日本選手権での自身初アーチが決勝点となり「本塁打打者ではないので打球の行方を見ずに一生懸命走っていました」と照れ笑いを浮かべた。05年に阪神を退団して社会人5年目。チーム最年長となったが、まだ若い選手には負けるわけにはいかない。頼れる主砲の活躍で2年ぶり3度目の頂点へ大きく前進した。

続きを表示

2010年11月12日のニュース