米目指す西岡と小林宏 ロッテで最後の一戦に

[ 2010年11月12日 18:27 ]

日韓戦の前日練習をするロッテ・西岡(右)と西村監督

 日本一に輝いたロッテが、13日の日韓クラブチャンピオンシップで今季の最終戦を迎える。さらに、投打の主力である西岡と小林宏の2人にとっては、ロッテのユニホームを着る最後となる可能性が高い。

 西岡は球団に認められれば、ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグ移籍を目指す。フリー打撃などをこなした背番号7は、感傷に浸ることなく「自分たちの野球をするだけ。日本代表として、負けることはできない」。普段と変わらない引き締まった表情で、最後まで主将としてチームを引っ張っている。
 海外フリーエージェント(FA)権を行使し、メジャーを目指す小林宏も移籍が確実。「最後なので、いい投球ができれば。しっかり投げるだけ」と力強く誓った。
 ともに2度の日本一を経験し、長年にわたってロッテを支えてきた。ファンに、最後の勇姿を見せる。

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2010年11月12日のニュース