ビデオ判定を総括 東京Dには改善を要求

[ 2010年11月12日 06:00 ]

 日本野球機構(NPB)の審判部は11日、東京・内幸町の機構事務局で関東地区の審判員36人が勉強会を行い、今季導入されたビデオ判定を総括した。

 ビデオ判定はセの主催球場18件、パの主催球場8件で行われ、判定が覆ったのは15件。井野修審判部長(56)は「試合進行がスムーズになったが、リプレー映像に頼らない判定をできるよう研さんしたい」。ビデオ判定で本塁打がインプレーに覆った場合、打者走者へいくつ塁を与えるかは来年1月の関東・関西合同審判員会議で決める。また、今年外野フェンスに25センチのネットを増設した東京ドームは最多の6件あり、球場へ改善を求めていることも明かした。

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2010年11月12日のニュース