ああ“お付き合い”…阪神0・5差のまま折り返し

[ 2010年7月22日 06:00 ]

3回、岩本に2ランを浴びた上園

 【阪神4-7広島】阪神が首位に立って折り返すチャンスを逃した。巨人にお付き合いしての黒星で、ゲーム差は0・5のまま。真弓監督も「前半にちょっと点を取られすぎやね」と投打のかみ合わない展開に頭を抱えた。

 上園が期待を裏切った。5月19日のソフトバンク戦(ヤフードーム)以来となる先発で、初回に5安打を集中され3失点。結局、3回10安打6失点で降板し「あまりにも打たれすぎ。自分1人のふがいなさで雰囲気を悪くしてしまった…」と唇をかんだ。打線も頼みのマートンが今季初めて3試合連続無安打で、首位打者の座からも陥落。クリーンアップが1安打では大量点は望めなかった。
 先発陣に不安を抱えるのは巨人と同じ。「交流戦で余裕がある時は(ローテーションが)回っていたが、レギュラーシーズンに入ると5、6人目がね…」と真弓監督。球宴明けには7週連続で6連戦が待つ。首位浮上へは先発陣の再整備が必要不可欠だ。

 ▼阪神・マートン(今季初の3試合連続ノーヒット。首位打者の座からも陥落)きのうまでの2試合はバットの軌道は決して悪くなかった。ただ、きょうは引っかけたゴロばかり打ってしまった。あしたもう一度、試合をしたいくらいだ。

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2010年7月22日のニュース