補強急務のマリナーズ 川崎は二塁が有力 

[ 2010年7月22日 12:01 ]

 今季のマりナーズはエンゼルスから獲得したフィギンズを三塁から二塁へコンバート。昨季まで二塁手だったロペスを、打力を生かすため三塁で起用している。遊撃はJo・ウィルソンとJa・ウィルソンの2人を併用。だが、Jo・ウィルソンは打率・264、1本塁打、Ja・ウィルソンも打率・250、0本塁打と、ともに打力が物足りなく、来季以降の最大の補強ポイントとなっている。

 川崎について、大リーグ関係者は「井口や松井稼がそうだったように、メジャーでプレーするなら、遊撃より守備の負担が少ない二塁の方が適している」と指摘。二塁のフィギンズは2013年まで契約を結んでいるが、三塁のロペスは今オフにFAでの移籍が濃厚となっており、空いた三塁に再コンバートされる可能性が高い。川崎は本職の遊撃だけでなく、02、03年には二塁で計25試合に先発出場しているほか、三塁もこなせる。内野陣の強化が懸案事項となっているマ軍には、うってつけの存在といえる。

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2010年7月22日のニュース