3年ぶりの2発も…片岡「勝ちたかった」悔し泣き

[ 2010年7月22日 06:00 ]

サヨナラ負けに、ベンチでガックリの細川(左)と片岡

 【西武4-6ソフトバンク】西武は延長11回、6番手の藤田がサヨナラ弾を浴びた。その直後。ベンチに戻った片岡が、タオルで顔を覆った。

 悔し涙を流していた。約20分後、帰りの通路では「9連戦で貯金を増やすことが目標だったので、負け越したので悔しいです。きょうは勝ちたかった…」と声を絞り出した。
 初回に今季5本目の先頭打者本塁打。2点を追う6回には同点2ランを放った。自身3年ぶりの1試合2発も、チームの敗戦で喜べなかった。
 今季2度目の4連敗で2位・ソフトバンクとのゲーム差は0・5となった。それでも渡辺監督は「貯金12は上出来。切り替える。立て直して行くよ」と努めて明るく振る舞った。片岡も「気持ちを入れてみんなでやっていくしかない」。この日の涙は、必ずシーズン後に笑顔に変える。

 ▼西武・藤田(延長11回にサヨナラ弾を浴び)シュートが引っかかってしまった。申し訳ないですけど、やられたらやり返すしかないです。

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2010年7月22日のニュース