中京大中京 指揮官“最後の夏”再び日本一へ快勝

[ 2010年7月22日 06:00 ]

ナインにアドバイスをする中京大中京・大藤監督(右)

 【愛知・中京大中京6―0名古屋市工】昨夏の全国覇者・中京大中京が名古屋市工に6―0で快勝した。

 今夏限りで勇退する大藤監督は「試合の時は考えていない。子供たちにも、オレの最後は関係ないぞと言ってある」。就任20年目。春夏で8度の甲子園出場に導いた名将は、20日に行われた恒例の出陣式で3年生を前にゆずの「栄光の架橋」をアカペラで歌った。「栄光の架け橋へと…」というサビ部分を「甲子園へと…」と替えたフレーズに「グッときた」という主将の磯村は「目指すは日本一。それが大藤先生を送り出せる最高の形」と誓った。

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2010年7月22日のニュース