延長11回サヨナラ勝ち…智弁和歌山「負け覚悟」

[ 2010年7月22日 06:00 ]

延長11回、サヨナラ勝ちで抱き合う智弁和歌山ナイン

 【和歌山・智弁和歌山5―4笠田】6年連続出場を目指す名門・智弁和歌山が、よもやの苦戦を強いられた。

 2点のリードを奪われた土壇場の9回、2死二、三塁から岩佐戸が同点の右前打。チームを救った2番打者は、一塁コーチャーと抱き合って泣きじゃくった。「みんな油断していて、和歌山では勝って当たり前、というのがありました」と岩佐戸。延長11回にサヨナラ勝ちしたが、思わぬ辛勝に名将・高嶋監督も「負けを覚悟していました」とホッとした表情で振り返った。

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2010年7月22日のニュース