偉大OBのゲキ効いた!鹿実、サヨナラ決勝切符

[ 2010年7月22日 06:00 ]

9回裏2死一、二塁から中前へサヨナラ打を放った鹿児島実・揚村(中央)は仲間と喜び合う

 【鹿児島準決勝・鹿児島実3-2鹿児島南】鹿児島実が3―2のサヨナラ勝ちで鹿児島南を振り切って決勝進出を決めた。

 9回2死一、二塁で中前にサヨナラ打を放った揚村は「ヒーローになってやると思って、強い気持ちで打席に入った」。前日には同校OBで、サッカーW杯日本代表MF遠藤が母校を訪問。「野球部は頑張って」とエールを送られた。「激励に舞い上がった。やってやろうと思った」と揚村。決勝では9年ぶりに樟南との対戦。先輩が世界で示した「鹿実魂」で代表校の座をつかみとる。

続きを表示

2010年7月22日のニュース