辞任は「今朝、家を出た時点で…」

[ 2010年5月27日 06:00 ]

9連敗し無念の表情で、辞任の会見を行う高田監督

 【高田監督に聞く】

 ――3年契約の最終年の途中で辞任。
 「これだけ負けが込んでいるから、当然責任は感じていた。オーナー、社長から頑張れと言われていた。簡単に投げ出すわけにはいかず、シーズン最後までやることも一つの責任の取り方だったとは思うが…」
 ――26日の試合の敗戦が辞意を固めさせたか。
 「勝ち負けは関係ない。これだけ騒がせて、選手が思い切って野球に打ち込める状況ではなかった。今朝、家を出た時点で自分の腹は決まっていた」
 ――まだ98試合ある。
 「(低迷打開のために)コーチと意見を出し合い、オーダーも変えたり、いろいろな手を打ったが、ここに至った。これが正しいかどうかは分からないが、最後に(チームを)変えるのは監督を辞めること」
 ――チームに対して。
 「まだ試合は残っている。盛り返せるチャンスはある」

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2010年5月27日のニュース