最大の好機で新井が併殺…阪神わずか1得点

[ 2010年5月27日 22:37 ]

 【阪神1-6西武】阪神自慢の打線がこれではつらい。西武戦2試合で計2得点。この夜のスコアボードにはブラゼルのソロで記した1点のみで、あとはきれいに0が並んだ。

 4番が打てなかった。最大のチャンスは2点を追う八回。1死から平野が四球で出塁すると、さらに代打金本、マートンが球を見極めて連続四球。これ以上ない満塁の場面で新井が打席に向かった。盛り上がりが最高潮に達する中、結果は変化球を引っかけさせられて最悪の併殺。観衆から一斉にため息が漏れた。新井は「悔しいね。低めに手を出した自分が悪い」と唇をかんだ。

 九回には渡辺がつかまり、3失点で勝利は絶望的となった。真弓監督は八回の攻撃を振り返り「あそこで点を取っておかないと、きょうのゲームは無理でしょうね」と悔しさを胸にしまい込むように言った。

続きを表示

2010年5月27日のニュース