日米王者対決実現へ「日米首脳会談」7月開催

[ 2010年5月27日 06:00 ]

 日本プロ野球組織(NPB)の加藤良三コミッショナー(68)が7月に渡米し、大リーグ機構(MLB)幹部と「日米首脳会談」を行う意向であることが26日、分かった。7月13日(日本時間14日)のメジャー球宴に合わせて渡米したい考えで「日米対話を継続していきます」とした。

 今年1月、米国での日米首脳会談でセリグ・コミッショナーが日米王者で争う「グローバル・ワールドシリーズ」の開催を提案。これを受けてMLB首脳を日本の球宴(7月23、24日)に招待して第2回会談を計画していた。ところが、セリグ・コミッショナーは殿堂入り式典と日程が重なるため来日を断念。加藤コミッショナーは「こちらから出向くオプションを考えてます。確実に会える(メジャー球宴の)ときですね」と説明した。
 日米王者の対戦は、セリグ・コミッショナーが2012年までの任期中の実現を希望。加藤コミッショナーは「MLBジャパンも巻き込んで事務レベルでも話していきたい」と第2回会談、大会実現に向けて意欲を示した。

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2010年5月27日のニュース