4試合連続も…松井“左腕キラー”影潜め立場危うし

[ 2010年5月27日 06:00 ]

<エンゼルス・ブルージェイズ>七回無死一塁、中前打を放つエンゼルス・松井

 【エンゼルス8―3ブルージェイズ】エンゼルス・松井は今季自己最長に並ぶ出場4試合連続安打を放った。7回無死一塁で低めの直球を中堅右へ。「あのまま(無安打で)終わるよりは、1本出ればね。続けていければ」と話した。

 ただ、先発の左腕ロメロに対しては四球を挟み2つの空振り三振。この日はハンターが息子の高校卒業式で欠場し6番に座ったが、ソーシア監督は対左腕には当面7番で起用する方針。今季右腕との打率・240に対し、左腕には・217。昨季、対左腕に・282、13本塁打の左腕キラーぶりは影を潜めている。
 一方で松井より下位を打つ捕手のナポリは、ロメロからの7号ソロ含む2安打で最近5試合4発と絶好調。特に対左腕は・382と強い。松井もキラーぶりを取り戻さないと対左腕では8番降格や、DHの座さえ危うくなってくる。

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2010年5月27日のニュース