交流戦2冠の山崎“11戦7発”の驚異的ペース

[ 2010年5月27日 06:00 ]

両手を挙げる交流戦、本塁打と打点2冠の楽天・山崎

 【楽天3―2ヤクルト】楽天・山崎が今交流戦で本塁打と打点の2部門で単独トップに立った。6回に館山の146キロ直球を左中間スタンドへ決勝11号ソロ。交流戦11戦7発と驚異的なペースだ。

 ベテランの工夫が生んだ一発だった。初球スライダーをファウルすると「体が重くて自分の感覚でスイングできていなかった。朝から首が痛かったせいかな」と違和感を覚えた。バットを指1本分短く持ちかえて「館山の直球は力があるし、振りまけないようにようにと思った」と直球をはじき返した。打撃不振で4番降格の屈辱も味わったが、交流戦をきっかけに復調。8日の日本ハム戦以来となる定位置にも復帰し「力で取った4番じゃない。信頼される4番になりたい」とさらなる本塁打量産を誓った。

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2010年5月27日のニュース