ベテラン左腕 305勝投手直伝の“フォークの心構え”で白星

[ 2010年5月27日 07:08 ]

 【西武3―1阪神】西武・石井一が今季、投球の軸としている右打者への内角直球に本来の球威がなかった。だから「とにかく低めに投げた。ボールもよく動いてくれた」。

 直球が走らない分、右打者にはフォークを多めに投げた。メッツに在籍した05年。チームメートだったメジャー通算305勝の左腕グラビンから「フォークを投げる時は捕手の構えるミットよりボール1個下を的にしろ」とアドバイスを受け、今も心掛けている。阪神打線相手にもワンバウンドしても抜けることはなく、これが有効だった。

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2010年5月27日のニュース