順調なイチロー ひとりで目立つ

[ 2010年3月28日 09:01 ]

 マリナーズのイチロー外野手は27日、アリゾナ州グレンデールでのドジャース戦に「1番・右翼」で出場、4打数2安打だった。内容は右前打、左前打、中飛、三ゴロ。八回の守備から交代した。チームは1―3で敗れた。

 イチローはこれまで通り順調。1打席目はナックルボールを完ぺきにとらえ右前打し、オープン戦7個目の盗塁。2打席目はバットを折りながら左前打。五回までマリナーズの安打はこの2本。チームメートが苦労する中、1人だけ目立った。
 守備でも五回、右翼ポール方向に切れていく飛球を華麗にランニングキャッチ。打球への反応がよく、追いかけるコースにも無駄がなかった。
 試合後は多くを語らなかった。ドジャース先発ヘーガーのナックルボールの特徴を問われても「通常のナックルですよ」と乗ってこなかった。(共同)

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2010年3月28日のニュース