和田が2戦連発!初勝利呼び込んだ満塁弾

[ 2010年3月28日 06:00 ]

<中・広>6回無死、和田(右)は左中間に2号満塁弾を放ちナインと満面の笑顔でハイタッチ

 【中日7―0広島】初めて訪れた絶好のチャンス。中日・和田は見逃さなかった。両チーム無得点の6回だ。無死満塁から初球の139キロを左中間席へとぶち込んだ。均衡を破る満塁本塁打はシーズン初勝利を呼び込む2試合連続の一発。37歳ベテランは「打った瞬間、本塁打だと思った。順調なスタートが切れた」と満足感を漂わせた。

 打線は5回まで3安打。投手戦になるかと思われた矢先の一挙4点で試合の流れを引き寄せた和田は「チェンの出来が良くて“1点でも取れれば勝てる”と楽な気持ちだった」。終わってみれば計14安打で7得点。1点に終わった開幕戦の不安を吹き飛ばした。落合監督は「この打線を動かすのは真ん中(中軸)。それに周りが引っ張られていく典型」とうなずいた。

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2010年3月28日のニュース