“井川の教訓”踏まえつつも投資額は規格外

[ 2010年3月28日 08:24 ]

 日本ハム・ダルビッシュの視察に訪れたヤンキース。06年オフに総額4600万ドル(当時約54億2800万円)を投じて井川をポスティング・システムで獲得したが、3年間でわずか2勝。その教訓もあり「選手の能力をしっかり調査、分析した上で獲得する」(キャッシュマンGM)との方針に転換した。

 ただ、狙った選手への投資額は規格外で、08年オフには、サバシア、バーネット、テシェイラの3選手獲得に約381億円を投じた。松井に加え、台湾出身の王建民も退団。アジア戦略の上でも、ダルビッシュは魅力的だ。
 さらに先発投手陣は、左腕ペティットが今季限りで引退の可能性が高く、5番手投手は不在。今オフも先発補強に動くのは確実な情勢となっている。

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2010年3月28日のニュース