荻野貴が猛打賞!金泰均が初打点!価値あるドロー

[ 2010年3月28日 06:00 ]

<ロ・日>9回1死満塁 同点となる2点適時打を放つ金泰均

 【ロッテ3―3日本ハム】ロッテはダルビッシュを6回でマウンドから引きずり落としたことが価値あるドローにつながった。

 じっくり球を見極め2回までに50球。初回と5回の1死満塁はあと1本が出なかったが、昨季3戦3敗の天敵を粘り強い攻撃で苦しめた。50メートル走5秒6の足で揺さぶったのはドラフト1位・荻野貴だ。初回、遊撃正面へのゴロが内野安打。3回は中前打して二盗、さらには三盗も決め、新大砲・金泰均の来日初打点となる中犠飛で先制のホームイン。「(三盗は)警戒していない感じがしたので思い切っていきました」。
 2点を追う9回には一塁前へのバント安打でプロ初の猛打賞。同点劇への足掛かりを築き、金泰均の中前2点打で同点のホームを踏んだ。その後のサヨナラ機は逃した西村監督も「テギュン(金泰均)がよく打ってくれた。その前にしっかり仕事をしたのが荻野貴です」と称えた。
 ▼ロッテ金泰均(9回の同点適時打含むチーム全3打点)まだ打撃のバランスが良くないし、そんなにいい気分じゃない。

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2010年3月28日のニュース