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30センチ級続々!アジな午後 入れ食いに夫婦ご機嫌

[ 2017年5月29日 07:11 ]

良型を釣り上げた石川さんはニコニコ顔
Photo By スポニチ

 【ガイド】産卵を前にした東京湾のマアジが今、面白い。深場を狙うため数はさほど伸びないが型がいい。鴨居大室港・房丸では午前と午後、終日の通しと狙い方もお好み次第。手軽に楽しめるのも魅力だ。(スポニチAPC 林 悠二)

 今が乗っ込み期のマアジ。東京湾奥から湾口一帯と各地で好成績が続いている。湾奥ではオモリ40号のLT(ライトタックル)が主流だが、浦賀水道など湾口で潮の速いエリアでは130号のビシが相場。とはいえ、電動リール頼りだから巻き上げはとても楽チンだ。

 女性2人を交じえ11人が竿を出したのは、航程20分の60メートルダチ。着底後に2メートル巻いてコマセを振り、1メートル上げて当たりを待つ。数分でコマセが効いたかマアジが食い出す。20センチ級だが一荷も。「これはいい引き。大物かも」――仲間8人で乗船した八王子市の石川拓弥さん(28=会社員)が28センチの良型をゲットしてニコニコ顔。ところが、気配は良かったもののサバの猛攻と潮止まりが手伝い、本命は数が伸びず何とも渋い。そこで7人が残って午後船に期待を託した。

 これが大正解。午前船とは打って変わり、入れ食い状態が待っていたのだ。しかも、掛かる魚は大半が30センチ超級で最大は34センチ。幅広も出る。「家内の方が良く釣っていますよ」と言いながらも取り込む手が止まらないのは、横浜市の鈴木淳二さん(46=会社員)。「アジは1年ぶりだけど良く釣れて楽しい」と栄子夫人(44)もご機嫌。 

 時折掛かるゴマサバは40センチ級だか、ハリス2号で50センチ(1・2キロ)の貴重なマサバも来た。

 午後船の釣果は平均20〜30匹。前日は午前船が優勢だったが、この日は午後船の勝ち。終日の通しとなったけど、ホント残って良かった。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、鴨居大室港・房丸=(電)046(841)9206。乗合は午前7時半と午後1時出船。料金はコマセ、氷付き6000円。通しは9000円。各地から乗合が出船中。

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