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スシロー「回転すしのお湯でミルク」を撤回し謝罪 「心よりお詫び」 子連れに配慮も…ネットで賛否

[ 2024年3月29日 10:47 ]

 回転すし大手「スシロー」が28日、公式サイトを通じ、今月19日に掲載した「お湯」を巡る情報を削除し、経緯を説明。「心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 今月19日、同社は「こどもスシロー」と題する新コンテンツを発表した。子連れファミリーが、より食事を楽しめるようサービスを紹介するもの。この特設ページには、子供用の備品についての説明のほか、「寿司を小さくカットできます」「ネギ抜きなど個別対応も可能」などと説明された。

 その中で、各テーブルに備えつけられている「お茶用のお湯」の活用法について「ミルクの調乳に使えたり、塩気が強いと感じたらお味噌汁やスープの味を調整も!」と呼びかけた。

 以前、回転すしのお湯を使ってミルクを作る行為について、ネット上で叩かれるなど議論となっていたお湯の使用法。「公式」が正式に説明したことで、子連れからは安堵(ど)の声が上がっていた。

 だが、「回転すしのお湯の温度でミルクを作るのは危険」などの声が一部から上がっていた。

 これを受け、同社は「『乳児用ミルクの店内での調乳』についてのお詫びとお知らせ」を掲載。「3月19日よりホームページ内『こどもスシロー』ページにて、お子さまと一緒に、おいしく、うれしく、楽しい時間をお過ごしいただきたいとの思いから、テーブルに備え付けのお茶用のお湯での調乳について掲載を行いました。しかし、店舗環境によりそのお湯が70℃を下回る温度になるなど、調乳におけるガイドラインの推奨に沿った対応が保証できない可能性があることが判明し、3月22日に掲載の取り下げをいたしました」と説明。

 「その後、社内外を含めた確認を進め、3月25日に、『乳児用ミルクの店内での調乳』にについてのお詫びとお知らせを『こどもスシロー』のページに掲載をさせていただきましたが、周知強化のため本日こちらのニュースにて改めてお知らせをいたします」とし、「ご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「お客さまにおかれましては、ガイドラインの推奨している内容や商品のご使用方法を十分にご確認いただきますよう、よろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。

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