藤井聡太王将、強さの秘密は…二度寝? 「朝が苦手。結局10時間ぐらいに」

[ 2023年9月7日 04:45 ]

牧之原市将棋によるまちづくり実行委員会の永田会長(左)から王位防衛記念の花束を受け取った藤井王将
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 将棋で史上初の全8冠制覇に挑む藤井聡太王将(21)=竜王、名人、王位、叡王、棋王、棋聖含む7冠=が6日、静岡県牧之原市内で行われたトークショーに出席した。先月23日に第64期王位戦が藤井の4勝1敗で決着がついたため、第6局開催地での代替イベント。観客の質問コーナーでは意外な一面を明かすなど、集まった約300人を沸かせた。

 超一流の証だ。過密日程でのリラックス法を問われると「まずは寝ることですね」と即答。さらに「朝が苦手で家では二度寝してしまうので結局10時間ぐらいになる」と弱点を告白し、会場の笑いを誘った。ただ、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(29)も一日10時間以上の睡眠にこだわっていることは広く知られている。世界トップのアスリートとの共通点が、棋界の歴史を塗り替え続ける原動力となっているようだ。

 「自分を駒に例えるなら?」という難問には“長考”を見せた。結局答えは出ず、会場の多数決で「角」に決定。読みになかった展開を迎えても柔軟な対応力で乗り切った。「友達にしたい駒」には「桂」を指名。「うまく使えば強い駒。できれば取られたくないので」と理由を説明し、将棋愛を感じさせた。

 12日には永瀬拓矢王座(31)との第71期王座戦5番勝負の第2局(神戸市)が控える。得意の先手番だった第1局を落としたが「王座戦は今注目していただいている舞台。全力でタイトルを目指して面白い将棋をお見せしたい」と巻き返しを誓う。負ければカド番の一戦を前に、つかの間の祝福ムードでリフレッシュした様子だった。

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