東山紀之新社長、辞めたタレントとジュリー氏の確執は「感じたことはない」今後の対応に言及

[ 2023年9月7日 14:57 ]

<ジャニーズ会見>井ノ原快彦(左)がファンへの思いを語る際、涙する藤島ジュリー景子氏(右)(中央は東山新社長)=撮影・西海 健太郎
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 ジャニーズ事務所が7日、故ジャニー喜多川前社長の性加害問題を巡り、都内で会見を行った。藤島ジュリー景子社長(57)の後任として新社長に就任した少年隊の東山紀之(56)が登壇し、現在所属しているタレントについて、思いを述べた。

 2019年7月のジャニー氏死去以降、山下智久(38)、長瀬智也(44)、森田剛(44)ら人気タレントが相次いで退所。今後の活躍が期待される若手も多く、事務所内外に衝撃を与えている。

 東山は40代以上のベテランとは交流が深いものの、若手との関係はそれほど深くはない。事務所の求心力低下が指摘される中で、タレントとしっかり向き合っていくことが求められる。

 東山氏は、記者から指摘された、藤島氏と所属タレントの対立について「対立を感じたことはない」とコメント。今後の運営について、「ここにいてよかったと思える事務所にしたい」と理念を語り、「僕は、エンターテインメントの学校であるべきだと思ってます。教育、知識の深め方。そういうことを、これまでは自分が活動して背中を見せることが大事だと思っておりましたが、今後はみんなと向き合って、まずは対話を重ねていくことが大事なのかなと思います」と、タレントとの今後の向き合い方について説明した。

 ジャニー氏による性加害問題の調査をしていた外部専門家による「再発防止特別チーム」の調査報告書を受けて開かれたこの日の会見。「特別チーム」は8月29日に調査報告書を公表し、ジャニー氏の性加害を「事実」と認定。問題の背景には同族経営の弊害があるとし、再建に向けてめいの藤島ジュリー景子現社長の辞任などを提言していた。

 そしてこの日、1962年の創業以来、同族経営を貫いてきたジャニーズで初めてタレントとして東山氏がトップに就任した。経営手腕は未知数ながら、所属タレント最年長で“長男格”の東山に改革が託される。

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