「らんまん」万太郎の出番は1分 寿恵子の冒険「渋谷が私の横倉山に…」にネット感嘆「流石2代目助手」

[ 2023年9月7日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第114話。渋谷に降り立った寿恵子(浜辺美波・右)は…(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は7日、第114話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第114話は、寿恵子(浜辺美波)は初めて渋谷に降り立つ。農村地帯が広がり、通りは汚い。しかし、荒谷佐太郎(芹澤興人)が店主の居酒屋から買った握り飯は美味しく、りん(安藤玉恵)や子どもたちにも大好評…という展開。

 明治30年(1897年)9月。荒谷は「悪いこと言わないから、ここはやめておけ」「女の働き口といったら、弘法の湯ぐらいじゃねえか」「あそこだけは陸軍さんも来るし、大山参りの奴も立ち寄る」。客通りはなく、掃除やドブさらいもしていない。

 そこへ、荒谷カネ(梅沢昌代)がおにぎりを売りに現れる。寿恵子は鮭とかつお4個ずつ買った。

 帰宅した寿恵子は、りん(安藤玉恵)と町内の助け合いについて語り合う。もし、相互扶助がなかったら?りんは「まず、妄想を話し合うかな。思い浮かべてごらん。例えば、北海道の開拓地に1人で行ったらって。もう荒野を見るだけで絶望だろ。でも、誰かがいるならさ。寒さに震えながら、好き勝手妄想するんだよ。何があれば幸せになれるかって。で、元気が出たら、やれそうなことを1つずつ」――。

 夜。万太郎(神木隆之介)がツユクサと向き合う姿、土佐で竹雄(志尊淳)から教わった助手の在り方を思い出し、寿恵子は「観察。そっか、横倉山だ。歩いて、観察して。万太郎さんなら、きっとそうする。行こう。渋谷が、私の横倉山になるまで」――。

 万太郎の出番(新規回想、横倉山の回想)はラスト約1分。SNS上には「流石、2代目助手だ」「植物採集の助手経験が土地の観察に生きてくる。凄いね」「今日は寿恵子が主役回なのに、万太郎の存在感が強いの、凄いわ」「おりんさんの妄想力(想像力)と、万太郎と竹雄から教わった観察力…フィールドワークで寿恵子は渋谷を我が物にできる…か?」「ここぞという時に今後につながる道を示してくれるおりんさん」「今日のおりんさんに共感しまくり。地域づくりって妄想から始まるよね」などの声が上がった。

 寿恵子の“大冒険”はどうなる?

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