ジュリー氏傀儡疑惑へ「院政を敷くつもりはない」東山紀之新社長「幼なじみ。意見を言える関係」

[ 2023年9月7日 17:46 ]

<ジャニーズ会見>会見に臨む木目田裕弁護士(右)。(左は藤島ジュリー景子氏)=撮影・西海 健太郎
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 ジャニーズ事務所が7日、故ジャニー喜多川前社長の性加害問題を巡り、都内で会見を行った。退任を発表した藤島ジュリー景子社長(57)は、新社長に就任した少年隊の東山紀之(56)に対して「傀儡(かいらい)政権になるのでは?」との見方が出ていることに言及した。

 ジュリー氏は被害者の補償、救済のため代表取締役として残留。記者から「ジュリーさんの院政になるのでは」と指摘が上がると「院政を敷くつもりはないし、任せた以上は東山がサポートするチームとともにやってほしい」と語った。

 東山はジュリー氏との関係について聞かれ「14歳の時から知っている。スタイリストも務めてもらった。幼なじみのような関係」とした上で「意見を言えるのか」と問われると「もちろんです。それぞれの立場をしっかり果たしたい」と答えた。

 ジャニー氏による性加害問題の調査をしていた外部専門家による「再発防止特別チーム」の調査報告書を受けて開かれたこの日の会見。「特別チーム」は8月29日に調査報告書を公表し、ジャニー氏の性加害を「事実」と認定。問題の背景には同族経営の弊害があるとし、再建に向けてめいの藤島ジュリー景子現社長の辞任などを提言していた。そしてこの日、1962年の創業以来、同族経営を貫いてきたジャニーズで初めてタレントとして東山氏がトップに就任。経営手腕は未知数ながら、所属タレント最年長で“長男格”の東山に改革が託される。

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