東山紀之新社、テレ朝「サンデーLIVE!!」降板 タレント業引退も…年内の舞台は「やらせていただく」

[ 2023年9月7日 16:44 ]

<ジャニーズ事務所会見>会見に臨む東山紀之新社長(撮影・西海健太郎)
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 ジャニーズ事務所が7日、故ジャニー喜多川前社長の性加害問題を巡り、都内で会見を行った。藤島ジュリー景子社長(57)が退任し、新社長就任を発表した少年隊の東山紀之(56)が登壇。年内でタレント活動を終了し、社長業に専念すると表明した。また、現在レギュラー出演しているテレビ朝日「サンデーLIVE!!」は降板すると発表した。

 この日、1962年の創業以来、同族経営を貫いてきたジャニーズで初めてタレントのトップが誕生した。東山は現在、「サンデーLIVE!!」のメインキャスターを務め、TBS「バース・デイ」の、司会とナレーションを担当するなど、レギュラー番組を複数抱えている。さらに今後、主演舞台「チョコレートドーナツ」を10~11月に上演、12月にディナーショーの開催を予定している。

 この日の会見で「年内をもって表舞台から退き、今後は人生をかけて、この問題に取り組んで参ります」と、年内でのタレント業引退を発表。「人生を懸け、命を懸け、この問題に取り組んで参ります」と宣言した。

 東山新社長は、現時点で予定しているタレント活動について言及。社長就任の打診があったのは「8月の頭」だといい、年内に予定している舞台については「舞台を降りるのは、たくさんの方にご迷惑をおかけするのでやらせてほしい」と懇願したといい、「実質的には来年からちゃんと動くということ」と、実質的な社長業は年明け以降だと説明した。

 また、放送がスタートした17年10月からメインキャスターを担当している「サンデーLIVE!!」については「来週からは出演しないと申し出ております」と発表。同番組公式サイトにも「東山紀之を番組の顔とする160分間の大型ニュース情報番組」と説明されている「番組の顔」だが、今後はキャスターとして、「平等性を持たないといけない」と判断。「こちらの会社の社長になるということで…急でしたが、了解をいただきました」と説明した。

 東山の経営手腕は未知数ながら、所属タレント最年長で“長男格”。スポンサー離れやイメージ悪化が指摘されるなど事務所存亡の危機にある中、どうかじ取りするのか。事務所外に幅広い人脈を持つことで知られる東山に、改革が託される。

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