料理研究家リュウジ氏、吉野家元常務の「生娘シャブ漬け」発言と「麻薬卵」を「一緒にしないで」

[ 2022年4月24日 15:20 ]

料理研究家リュウジ公式インスタグラム(@ryuji_foodlabo)から

 “YouTube総再生回数4億回超え”で知られる人気料理研究家のリュウジ氏(35)が24日に自身のツイッターを更新。16日に牛丼チェーン「吉野家」の伊東正明元常務(企画本部長)の不適切発言から端を発する、食品へのネーミング問題について持論を語った。

 ある一般ユーザーがツイッターに「『生娘シャブ漬け戦略』のネーミング、品が無さすぎて顰蹙買うの当然なんだけど料理研究家たちが今こぞって『麻薬卵』とか『麻薬○○』ってネーミングのレシピ出してるの、ずっとイヤな気持ちでいるんですよね私」と投稿したところ、3万件の「いいね」が付くなど議論の的に。「麻薬卵」とは、韓国版の味付け卵のことで、おいしさのあまり病みつきになってしまうことから、その名前が付けられた。

 リュウジ氏はこれを引用し「『生娘シャブ漬け戦略』はマーケターがその場で考えた造語ですが『麻薬卵』はそういった名前の料理が本当に韓国にあるので、ある意味原作と文化のリスペクトなんですよね 勿論、お気持ちはわかりますが理由があるということも知ってほしいです」と、投稿。

 「これは『生娘シャブ漬け戦略』という表現を擁護してるんじゃなくて それと『麻薬卵』という現地をリスペクトした料理名を一緒にしないでってことです それに乗じて料理を発表してる訳でもない、麻薬卵の流行りは騒動前からです」といい、「ちなみに僕は『麻薬卵』という言葉がちょっとキツい印象があったので『合法卵』と言い替えて動画にしてますが、元にしたレシピに敬意を表して名前をそのまま使うという気持ちも同じ料理研究家として理解できるので必要以上に批判がいかないよう願ってます」とツイートしていた。

 また、「ちなみに日本にも物騒な名前の料理はあったりして お酒の名前に『鬼殺し』徳島のお菓子に『はんごろし』一般的に汚い言葉を料理につける あんこうの鍋に『どぶ汁』ウニの名前に『馬糞ウニ』があります。人によってこれらも不快かもしれませんがこういう表現は淘汰されてほしくないとは思います」と、自身の思いを語っていた。

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2022年4月24日のニュース