里崎智也氏 賛否呼んだ“8回完全”朗希の降板に「佐々木朗希は発展途上で未完成なんですよ」

[ 2022年4月24日 12:33 ]

里崎智也氏
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 元ロッテで野球評論家の里崎智也氏(45)が24日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)にゲスト出演。プロ野球千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手(20)が17日の日本ハム戦で8回まで完全投球するも降板したことにコメントした。

 10日のオリックス戦でプロ野球28年ぶりの完全試合を達成した佐々木投手は、17日の日本ハム戦でも8回まで走者を1人も許さず、14三振を奪う快投。試合は0―0のまま9回に突入し、ロッテ・井口監督は交代を決断。2試合連続で完全試合や無安打無得点試合を達成すればプロ野球史上初の快挙だったが、8回102球でマウンドを降りた。

 17日の試合を生中継したテレビ東京で解説を務めた里崎氏は「これはすごい、まさかと思いましたもん。2試合連続は。5回ぐらいからはまたいっちゃうんじゃないかと思いました」と感想。そのうえで、2試合連続快挙の直前での降板について「僕はこの判断は正しかったと思います」とし、「1年目は体力強化、昨年は中10日以上でベストな状態にしてから投げる、今年の一番の課題は先発投手が必ずやらないといけない、中6日のローテーションを1年間、守ること。この課題をクリアさせるために1試合の球数を100球前後に抑えるって考えて、この判断に至ったと思う」と分析。「多くの皆さんは佐々木が完成していると思っているんですけど、佐々木朗希は発展途上で未完成なんですよ。そういうったところを考えるとこの判断は正しかった。(これまでの育成の)反省もあると思う」としたうえで「ケガさせたらどえらいバッシングが来ますから。そこらは石橋を叩いて渡るぐらいのプロセスを踏んでいると思います」と説明した。

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2022年4月24日のニュース