麒麟・川島「それはホンマの笑いじゃないなと思って」 5歳から芸人目指し 小学生からハガキ職人に

[ 2022年4月24日 14:45 ]

「麒麟」の川島明
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 お笑いコンビ「麒麟」川島明(43)が23日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)に出演。お笑い芸人を目指してハガキ職人をしていた少年時代について明かした。

 「5歳の頃から吉本入りたいって言っていた」という川島。「家族が結構好きやったんです。楽しそうに漫才やられているし、みんなキャーキャー言われている、そこから何となく吉本っていうか、漫才やりたいと思っていた」とした。

 小学校時代は「例えば、昨日、ダウンタウンさんのテレビを見て、言っているだけのやつとかが人気者だったりしたんですけど、それはホンマの笑いじゃないなと思って。小学校4、5年ですね」と振り返ると、番組MCの「極楽とんぼ」加藤浩次は「嫌な小学生だね!」とツッコミ。川島は「小学校とかは(お笑いを追求するために)ラジオとか雑誌とかのネタハガキをずっと送り続けていた。ハガキ職人でした」と告白した。

 雨上がり決死隊とバッファロー吾郎がやっていたラジオにハガキを熱心に送っていたというが、「自分が絶対に面白いと思って送っても、1回も読まれないんですよ。まず、宇治市のポストを疑ったんですよね。ホンマに回収してる?って」と苦笑。結局、読まれず「でも、自分は絶対に面白いはずだ」と思い、「まだ芸人さんに対するハードルが高いのかなと思って、声優さんがやっていたラジオに送ったらそこでは読まれるんですよ。笑いのレベルが違うのか…」と振り返った。

 中学生になると「読まれる快感にいっちゃったんです」と寄り道してしまったようで「声優さんに間違って、ドンハマりして、ハガキさえ読まれれば何でもいいと思って」と川島。やがて「朝の7時からやっている、おじいちゃんの俳句の番組にもガンガン出して」と笑った。

 ある日、親から「毎週毎週、知らないおじいちゃんのテレフォンカードが届くんだけど、なんで明に毎週届くの?」と聞かれ、我に返ったようで「あれ、何がやりたかったんだっけ?なんでおじいちゃんに毎週俳句出しているんだろう」と思い直し、高校生になる時に「もう1回、お笑いを目指そう」と決意。「ハガキ職人としても深夜のTKOさんのラジオに就活みたいな気持ちで出して、そこでは結構読まれていて」と明かした。

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