メッツ・千賀滉大 練習で2度目のキャッチボール チーム開幕戦は雨天中止と発表

[ 2024年3月28日 03:45 ]

本拠地での練習でキャッチボールを行ったメッツの千賀滉大(撮影・杉浦大介通信員)
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 2024年のシーズン開幕を目前に控えた27日(日本時間28日)、メッツは本拠地シティフィールドで公開ワークアウトを行い、千賀滉大投手(31)も練習に参加した。

 千賀は午前11時過ぎにフィールドに姿を現し、最大で塁間くらいの距離から約10分ほどキャッチボール。その後、軽めのダッシュで練習を締めくくった。

 千賀は2月22日に右肩後部に張りが見つかり、開幕を負傷者リストで迎えることが決定。今月19日(同20日)に右肩のMRI検査を行った結果、問題がないと診断され、今週のキャッチボール再開に漕ぎ着けた。これが離脱後初のキャッチボールかと思われたが、千賀は「2回目です」。メンドーサ監督も「月曜日にも(キャンプ地の)ポートセントルーシーで行った。今は1日ごとにキャッチボールをするスケジュールだ」と説明している。

 当初は千賀が濃厚視されていたメッツの開幕投手は、35歳のベテラン左腕キンタナが務める。この日、会見に登場したキンタナは、「(千賀は)リーグ最高級の投手で、いい奴だ。彼のような投手がローテにいないのは厳しい。私たちは競い合う準備ができていると思うが、すぐに戻ってくれることを願っている」と述べた。

 なお、メッツの開幕戦は28日(同29日)にブルワーズと対戦する予定だったが、同日は悪天候の予報。27日の午後の時点で早くも翌日の試合中止が決まり、開幕戦は29日(同30日)に順延されると発表された。(ニューヨーク・杉浦大介通信員)

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