ソフトバンク和田 変化球に不満 左手中指の爪負傷には「大事ではない」

[ 2024年3月27日 05:25 ]

ウエスタン・リーグ   タマスタ筑後 ( 2024年3月26日    ソフトバンク2―7広島 )

ウエスタン・リーグの広島戦に先発し、不満げな表情でベンチに下げるソフトバンク・和田
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 ソフトバンクの和田毅投手(43)が26日、ウエスタン・リーグの広島戦(タマスタ筑後)に先発し、2回2/38安打5失点で緊急降板した。3回1死一、二塁の場面、大盛の投ゴロを処理した際、打球を左手中指に当て、爪を負傷。続く内田に左中間適時二塁打された場面で自ら申し出て、55球降板となった。

 「ボールを捕った際に(指を)突いたみたいになりました。(血は)止まっているので大事ではないです」

 決定している本拠地開幕戦となる4月2日ロッテ戦への影響は少なそうだが、それより心配なのは「指のこともありましたけど、それ以前の問題」と語る内容。直球の質には手応えをつかみつつあるが、変化球には首をかしげる。「低めに投げているつもりでも拾われる。力不足というか、ボールの質が悪い」。何度も帽子が飛ぶ強風の影響もあったが、チェンジアップをことごとく安打にされたことは不満げだった。

 視察した倉野1軍投手コーチ兼ヘッドコーティネーターは「血が出ていたのは事実。明日(27日)の状態をみて判断する。止める時は止めないといけない」と慎重。一番、ボールに力を伝える左手中指の負傷だけに、その状態をしっかりと見極めるつもりだった。

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