【センバツ】報徳学園 あす準々決勝で大阪桐蔭と激突 大角監督「リベンジを果たしたい」

[ 2024年3月27日 19:45 ]

第96回選抜高校野球大会第8日・2回戦   報徳学園6-1常総学院 ( 2024年3月27日    甲子園 )

<常総学院・報徳学園>5回を無失点でしのぎ、両手をあげる報徳学園・間木本(撮影・岸 良祐) 
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 前年準優勝の報徳学園(兵庫)が常総学院(茨城)を6-1で下し、2年連続で8強入りした。

 1回戦は延長10回タイブレークの末、愛工大名電にサヨナラ勝ち。この日は初戦で救援したエースナンバーを背負う間木歩投手(3年)が先発し、初回から走者を背負いながらも粘り強い投球で8回1失点と好投した。

 打っては3回に4番・斎藤の中前適時打で先制すると、4回には間木の三塁内野安打で追加点。5回には3連打など打者一巡の猛攻を見せるなど、2桁12安打を放った。

 大角健二監督は「打線がやるべきことをきっちりやってくれた。目付けをしっかり指示通り守ってくれた。単打だったけれど、つながりを意識した攻撃ができた。課題の面で、冬だいぶ鍛えてきた成果が出た。きのうから対策していたので忠実に守ってくれました。まずはストレートに対して立ち遅れないことが基本。その中で対策できた」と称えた。

 また、間木について「本調子ではなかったがゲーム作ってくれた。総合的にしっかり集中することができた。間木はメンタルが強い。ピンチを背負うほど自分の投球ができる」と評し、継投は「点差が開いた所で、と思っていた。間木を引っ張りすぎたかなと思ったけれど、伊藤が素晴らしいピッチングしてくれた。初試合であれだけのピッチング。これから期待したい」と手ごたえ。最速151キロを誇る背番号10の今朝丸を温存できたのも大きい。

 あす準々決勝は大阪桐蔭と対戦。「昨年秋の近畿大会で負けていますので、リベンジを果たしたい。ここ2年、桐蔭さんとさせていただいて負け越しているので明日はしっかり」と見据えた。

 ▼報徳学園・間木 いいピッチングはできましたが、内容はもっと突き詰めたい。変化球がなかなか決まらずストレートに頼り過ぎた。ここは次までに改善したい。ランナーが出ても一段ギアを上げることでチームを鼓舞できた。

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