東日本大震災から13年 楽天・田中将が追悼の意「(13年日本一のような)ああいう報告をまたしたい」

[ 2024年3月11日 15:00 ]

<楽天練習>「がんばろう東北」の文字をバックにマウンドから投げる田中将(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 楽天は11日、東日本大震災から13年が経ち、静岡・草薙球場で投手陣が、練習前に黙祷を捧げた。田中将大投手(35)は「(思いは)何年経っても変わらないです。3・11という日を迎えるにあたって、あの時を思い出しますし、追悼の意をもって迎えました」と神妙な面持ちで話した。

 チームで当時を知る現役選手は自身と辛島の二人のみとなり「やはり下の代にもどういうことがあったとか、こういう思いを持ってやっているというのを繋いでいかないといけない。そういうのが大事かなと思います」と前を向いた。

 チームは震災から2年後の13年に初のリーグ優勝と日本一を達成。右腕は仙台市内で開催された優勝パレードを回想し「パレードの最中に撮った動画は携帯の中にあります。やはり、ああいう報告を皆さんの前でまたしたい。しっかり頑張ります」と言葉に力を込めた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月11日のニュース