ジャイアンツ　李政厚が「憧れの人」と初対面　同じ背番号　緊張も「うれしかった」

李政厚（イ・ジョンフ）
Photo By スポニチ

　ジャイアンツの李政厚外野手が10日（日本時間11日）、憧れの人と感激の初対面を果たした。球団公式サイトが伝えた。

　この日、ジ軍はアリゾナ州ピオリアでマリナーズとオープン戦。その試合前に李政厚が対面したのは、マ軍の球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏だった。

　李政厚にとっては子どもの頃からの憧れのヒーロー。ジ軍移籍に際してもイチロー氏と同じ背番号51を付けた。父は中日でプレーしていた李鍾範氏。自身もイチロー氏と同じ愛知県出身だ。

　いざ本人と会うとなると「緊張した」という李政厚だが、「試合に向けての準備などを聞くことができた。イチローさんからはたくさんのいい答えをもらったし、世間話ができただけでも本当にうれしかった」と喜んだ。
　かつてイチロー氏が所属したマ軍で指揮を執ったジ軍のボブ・メルビン監督は2人の対面をお膳立て。指揮官は「いつか2人を、と考えていたんだ。イチローがわざわざ会いに来てくれたし、素晴らしかったね」とイチロー氏に感謝した。