日本ハムから巨人移籍　郡拓也という男「いろいろなポジションをやるのが僕の仕事」

郡拓也
Photo By スポニチ

　日本ハムは11日、高卒8年目の郡拓也捕手（25）と、巨人・若林晃弘内野手（30）の交換トレードが成立したと発表した。日本ハム担当の清藤駿太記者が、郡という男をつづった。

　郡は捕手登録ながら内外野どこでも守れるユーティリティー選手。シーズン中も5～6個ほどのグラブを常備し、有事に備えて複数ポジションを守れる準備は欠かさない。昨オフには「いろいろなポジションをやるのが僕の仕事だと思って、そっちを貫き通してやっている」と、マルチプレーヤーとして生きる覚悟を語っていた。

　帝京高時代から運動神経は抜群。サッカー、バスケなど何をやらせても上手だったという。後輩の野村は「郡さんはなんでもできる。何をやってもそつなくこなせるんです」と明かしていた。カラオケに行っても高得点を連発。それも最新曲はもちろん、90年代の名曲などレパートリーは豊富だ。

　明るいキャラクターで先輩後輩からも慕われてきた郡。新天地でもすぐに溶け込めるはずだ。活躍を願っている。