阪神・岡留 2回零封と好調維持 今春6戦連続無失点「真っすぐも変化球も意図したところに投げられて」

[ 2024年3月11日 05:15 ]

オープン戦   阪神4―5巨人 ( 2024年3月10日    甲子園 )

<神・巨>先発した岡留(撮影・大森 寛明)
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 ブルペンデーの先発を託された阪神の岡留が2回零封と好調をキープする快投を披露した。

 「真っすぐも変化球もしっかり意図したところに投げられて。(坂本)誠志郎さんと話し合いながら」

 救援投手にとっては勝手の違う真っさらなマウンドでも力を発揮した。2回は先頭の岡本和をツーシームで左飛に仕留め、新助っ人のオドーアも148キロの直球で詰まらせて中飛。最後は昨年末にソフトバンク・東浜の助言で精度の上がったフォークで大城卓を右飛に打ち取るなど、開幕戦でぶつかる巨人の中軸に堂々たる投球を見せつけた。

 「(巨人の打者は)これからどんどん当たって投げていくと思うので良かった。これから頑張ります」

 1回は抜け気味だったスライダーの修正を試みるなど、イニングまたぎも有効に使った。今春の実戦では6試合に登板して8イニングを無失点と既に開幕1軍は決定的。「1軍で1年間しっかり投げてチームの連覇に貢献できるように」と本当の戦いを見据えていた。(遠藤 礼)

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