阪神・森下　“バット寝かせた”新フォームで二塁打　「遠回りせずに一直線に出ていた」

オープン戦   阪神4―5巨人 （ 2024年3月10日    甲子園 ）

＜神・巨＞森下のバットを寝かせる新フォーム（撮影・北條　貴史）
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　阪神・森下が、バットを寝かせた新フォームで結果を出した。「3番・右翼」で出場し、4回先頭で迎えた第2打席だ。下手投げ右腕・高橋礼の低めスライダーを捉えて左越え二塁打。「寝かせてみて（バットが思い通りに）出ている。遠回りせずに一直線に出ていた」と好感触を口にした。

　6、7日に侍ジャパンの一員として欧州選抜との強化試合に出場。チームに戻った8日のヤクルト戦の第2打席から、バットを寝かせた構えに変えた。ただ、現在の構えはあくまで試している段階。「（打球に）角度がついてくる」と、昨季のバットを立てた構えが理想だ。

　「今のうちに試して、シーズンを万全な状態でいきたい」。最善の形を追求し、29日のシーズン開幕を迎える。