メッツ・藤浪晋太郎 OP戦2度目の登板は2/3回3安打2失点 最速156・7キロも制球に不安残し降板

[ 2024年3月11日 03:47 ]

オープン戦   メッツータイガース ( 2024年3月10日    ポートセントルーシー )

メッツ・藤浪(AP)
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 メッツの藤浪晋太郎投手(29)が10日(日本時間11日)、フロリダ州ポートセントルーシーで行われたタイガースとのオープン戦でリリーフ登板した。

 1-1の7回から6番手として登板。先頭のクレイドラ―に左前打を許すと、1死二塁からジャンに遊撃左を抜ける勝ち越し打を献上。続くマドリスにも右翼線二塁打を浴び、味方の中継ミスの間に一走・クレイドラ―が生還し、2失点目を喫した。

 次打者はスプリットで空振り三振に仕留めたものの、2死二塁から四球を出し、走者を残した状態で降板。直球のほとんどが97マイル(約156・1キロ)以上で、最速は97・4マイル(約156・7キロ)を計測。球威は抜群だったが、制球力を欠き不本意な投球に終始した。

 藤浪は7日(同8日)のナショナルズ戦で1回を3者凡退に抑えて新天地デビュー。試合後には「とりあえず無事に終えることができてホッとしている。ベストとまでは言わないけれど、力まず投げられた」と話していた。

 藤浪は今オフ、メッツと1年契約を結んだ。年俸335万ドル(約5億円)で最大85万ドルの出来高が付くが、メジャー枠を保証する条項は契約に盛り込まれていない。開幕ロースター確保に向け、不安材料を露呈した形となった。

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