DeNA・梶原　逆方向へ2戦連発　ギータに教わりカジータ猛アピ「開幕スタメン諦めていない」

オープン戦   DeNA1―3西武 （ 2024年3月10日    横浜 ）

＜D・西＞2回、先制ソロを放つ梶原（撮影・会津　智海）
Photo By スポニチ

　DeNAの「カジータ」こと梶原が、初の開幕スタメンに向け猛アピールだ。2日連続で逆方向となる左中間席へのアーチ。「試合でいい形の逆方向が出て、本当に良かった」と声を弾ませた。

　2回先頭で松本から粘り、10球目の外角高め148キロ直球を流し打った。前日の同戦の左越えソロに続きパワーを示し、三浦監督も「今日もいいアピールをした」と評価した。

　神奈川大から21年ドラフト6位で入団した1メートル89の大型外野手は、ソフトバンクの柳田に憧れ異名は「カジータ」。2年前から柳田の自主トレにも参加してきた。逆方向へ飛ばす技術を教わり成果につなげている。この日まで2軍選手の1軍戦参加扱いだったが、試合後に1軍合流が発表された。「開幕スタメンは諦めていない」と目の色を変えた。（大木　穂高）