移籍2年目の森友哉 捕手としての出場に「凄いこだわりがある…ワカに負けないように頑張りたい」

[ 2024年2月25日 19:37 ]

ブルペンに並ぶ(左から)森友哉、頓宮裕真、若月健矢
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 お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(62)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)が25日に放送され、オリックスの森友哉捕手(28)が移籍2年目となる今季に懸ける思いを石橋に明かした。

 この日は、石橋がいつものスタジオを飛び出し、宮崎県でキャンプ取材。前週18日は巨人キャンプだったが、今週はソフトバンク、オリックスのキャンプを取材した様子をオンエアした。

 そのなかで、石橋から直撃を受けた森。まずはフリー打撃のテーマについて聞かれ「振り込むことですかね。振り込んで、今ちょうど疲れがたまってきているころなんで。その疲れがたまったなかでどういう体の使い方をすれば打てるのか…とか、はい。そういうのをちょっといろいろ試しながら」と答えた。

 石橋から、打撃練習の際に「ずっとトップの位置を確認しながら最後までやってましたけど」と指摘されると「そうですね。トップをしっかり取ることで強くスイングができると思っているので。一番大事なのは体幹やったり下半身やったりするんですけど、トップも気にしながらやってます」と森。

 石橋から、1年前のキャンプ取材で森&頓宮の室内での打撃練習が終わるのを待っていたものの、いくら待っても出てこないため時間の関係で泣く泣くインタビューを断念したという経緯を告げられ、2019年パ・リーグ首位打者の森(当時は西武)、2023年パ・リーグ首位打者の頓宮が今年も一緒に打撃練習していることの意味について問われると「自分のいい時、悪い時、後ろのバッターがトンやったんで、ずっと見てくれてると思うんで…はい。“トン、今のどう?”とか聞いたり、ようやくできるようになってきました。いい関係になってきました」と移籍2年目での思いを明かす場面も。

 また、チームの4連覇に向けては「背負いすぎないことは凄い大事かな、と。あくまで自分たちの野球を1年間通じてやるっていうのが一番大事かな、と。あとは(山本)由伸とサチさん(日本ハム・山崎福也)が抜けたんで。(2人の穴は)昨年凄いピッチャーに助けられたっていうのはあるんで、今年、打のほうでも切磋琢磨してみんなでいい得点を取れるように頑張りたいなと思ってます」と語った。

 ポジションについては「やっぱりキャッチャーにこだわりが凄いあるので」とDHや外野よりも本職の捕手として出場したいという強い思いを明かし、「去年、キャッチャーの出場数というのが少なかったんで。ワカ(若月)とライバルにはなってくるんですけど、負けないように頑張りたいなと思います」と明るい声で話した森。

 今季、自分のココを見てほしいというポイントについては「シーズン通してスタメンの名前のところに常に森っていう名前があるように頑張るんで。フルスイングとかっていうのはもうありきたりなんで、一生懸命プレーしている姿を、常にプレーしている姿っていうのを見てもらえたらなと思います」と前向きに語っていた。

 

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