大谷翔平 古巣・エンゼルス戦、遠征本隊に同行せず 球団施設で実戦出場に向け入念準備

[ 2024年2月25日 04:56 ]

大谷翔平
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が24日(日本時間25日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で、実戦出場に向けての入念な準備を行った。約30分間の打撃練習に加え、約40分間のダッシュメニューなどで調整。この日の古巣・エンゼルスとオープン戦を行うチームには同行せず、じっくりと練習を積んだ。

 自分の中の「GOサイン」は近付きつつある。この日はマシンを通常より前方に設置し、柔らかいボールを使用して打撃練習。丹念にボールを打ち込み、時には「ウオッ」と声を上げることもあった。内角球のさばきを確認するようなしぐさも見せた。

 打撃練習後はサブグラウンドで約40分間のダッシュメニュー。トラビス・スミストレーナーとともに、GPSなどを用いて最高速度や心拍数を測る「デジタルブラジャー」を装着してのダッシュ。俊敏性、機能性、パワー向上を目的とした最新機器「1080SPRINT」を用いてのダッシュなど、ランメニューを繰り返した。

 ダッシュの合間には鏡に向かい、打撃フォームを確認するシーンも。オープン戦出場は27日(同28日)の本拠地・ホワイトソックス戦での初出場が濃厚。開幕までの目安を、ライブBPなどを含めての「50打席」としている。着実に練習を進める大谷が打席数を順調に重ねていく。

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