佐々木麟太郎 渡米に向け語学力アップへ 歴代最多、高校通算140本塁打の大砲の逸話とは…

[ 2024年2月25日 13:11 ]

花巻東・佐々木麟太郎
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 野球好き芸人いけだてつや(41)が25日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)にゲスト出演。米カリフォルニア州のスタンフォード大への進学を決めた歴代最多の高校通算140本塁打を放った花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(3年)について言及した。

 甲子園から地方大会まで年間約170試合を観戦する高校野球大好き芸人のいけだは「聞いたことない打球音。もう事故の音ですね」と佐々木の凄さを何度も実感しているという。

 「中学時代から飛ばしていて、小学校の時に“センターに打て”と言われていたらしいんですけど、その理由がライト方向に民家があるから、(グラウンドを)越えて窓ガラス割っちゃう。だから、センター方向に打たなきゃダメだよという逸話がある子」と佐々木のエピソードを披露。

 ドジャースの大谷翔平が高校通算56本塁打に対して、佐々木は高校1年で56本塁打。コロナ禍で試合数が少なく、1年の時に故障して出場機会が少なかったにもかかわらず、歴代最多の高校通算140本塁打数を記録していて「規格外の話」と声を強め、高校時代の活躍は「とんでもないです」と太鼓判をおした。

 佐々木の渡米は「佐々木家の夢だった」と持論を展開。佐々木の父で、花巻東の監督も務める洋さんがアメリカ野球を見て「うちの佐々木麟太郎にマッチした野球じゃないか」と気づいたという。

 「試合で名を残す子になってほしい」と言う思いが込められている「麟太郎」という名前は、勝海舟の幼名に由来していて「アメリカに行く前に勝海舟さんのお墓参りもしてる。サンフランシスコって勝海舟さんが行ったところなんですよね。そこから60キロぐらいしか離れていない所に大学があるからものすごく運命を感じているそう」と明かした。

 いけだは高校野球界で顔が広く、佐々木の学業成績について「調べて聞いたんですけど、成績は優秀」と紹介。スタンフォード大は「東大に入学するぐらいの学力が必要になってくる。語学力も必要になってくるので、語学力アップに努めている」と佐々木が渡米に向け着実に準備を進めていると語った。

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