日本ハム・山崎が“2回完全デビュー” 19球2奪三振で本拠開幕戦へ「いい感覚だった」

[ 2024年2月25日 06:00 ]

オープン戦   日本ハム3―3DeNA ( 2024年2月24日    名護 )

<日・D>力投する先発の山崎(撮影・高橋 茂夫)
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 “完全デビュー”だ。オリックスから日本ハムにFA移籍した山崎が、チームのオープン戦初戦だったDeNA戦で移籍後初先発。わずか19球で2三振を奪っての2回完全投球に「いい感覚だった。球を操ることができたのでよかった。(この投球を)シーズン中にしたい」と爽やかに笑った。

 2回の最後の打者・京田にはクイックモーションで投げ、この日の最速144キロの直球で空振り三振。2回先頭だった牧の2球目のスローカーブは93キロで、51キロ差の緩急で幻惑し「元々、緩急の投手なので」と胸を張った。新庄監督は「最後のクイックをみんなにしてもらいたい。完璧すぎて“走者が出たところを見たかった”って言った」と満足げだった。

 4月2日の楽天との本拠地開幕戦で先発予定。同じく出場予定で、宿舎で隣部屋の古巣オリックス時代からコンビを組む伏見との予行演習に「懐かしさも感じたし、ワクワクしたので本当に楽しめた」と手応えを感じ取っていた。(田中 健人)

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