ソフトバンク・倉野ヘッドコーディネーター「オフが勝負」 投手キャンプ打ち上げ

[ 2023年11月18日 06:00 ]

甲斐野(右)らを指導するソフトバンク・倉野投手コーチ兼ヘッドコーディネーター(中央)
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 オフが勝負の分かれ目になる。ソフトバンクの倉野信次投手コーチ兼ヘッドコーディネーター(47)が17日、シーズンオフの重要性を説いた。福岡県筑後市のファーム施設での投手キャンプを打ち上げ、「このオフシーズンが勝負。(トレーニングを)やらなかったらチームとしてマイナスだから」と選手に訴えた。

 倉野コーチは今年まで2年間の米国での武者修行でオフが大事な時期であると肌で感じたという。「(キャンプインに)どれだけの状態で来るかが凄く問われる。アメリカではあの時期に一番(選手が)クビになる」と回顧。キャンプ中にはミーティングを可能な限り開き、選手たちに語りかけた。

 今秋キャンプは選手の自主性を重んじて進めた。「終わったから休むということではいけない。そういうところから、このキャンプは始まった。明日からトレーニングする環境はつくれた」。選手が危機感を持ってオフの練習に励むことを期待した。 (森 寛一)

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