大阪ガスが4強!! 1失点完投の大宮「準決勝も自分が投げるつもり」

[ 2023年11月18日 06:00 ]

社会人野球日本選手権大会準々決勝   大阪ガス4ー1JFE西日本 ( 2023年11月17日    京セラD )

<大阪ガス・JFE西日本>ロジンの“煙”に包まれ、力投する大阪ガス・大宮(撮影・北條 貴史)
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 大阪ガスは公式戦初先発となった大宮隆寛投手(24)が7安打を浴びながらも1失点完投し、JFE西日本に競り勝った。18日の準決勝で日本生命と対戦する。

 託された先発マウンドで、大仕事を果たした。大阪ガスの横手投げ右腕・大宮が9回7安打1失点で完投勝利。4回に1点を失ったが、5回以降は被安打3で無失点と安定した投球を披露した。

 「4回は連打を浴びたけど、最少失点でしのげた。5回からは変化球主体で打たせていけた」

 主に救援としてマウンドに上がる大宮。公式戦に限れば、まだ上手投げだった鳥取城北(鳥取)の2年秋以来の先発だった。6月の都市対抗予選で敗退してから「自分がチームを勝たせないといけない」と決意し、監督との面談で先発挑戦を直訴。投げ込みと練習試合での先発で体力をつけてきた成果が、大一番で実った。

 「7回終わった後、投手コーチに自分から“最後までいきます”と言いに行った」。2回戦の日本通運戦。同僚でありライバルの稲垣豪人(かつと)が先に完投していたことが刺激になり、自身も完投を志願。「稲垣が良かったら俺もやってやる、と思える。準決勝も自分が投げるつもり」。早くも次戦を見据えていた。 (松本 航亮)

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