阪神のドラ1 青学大・下村「上々虎デビュー」7回途中2失点 託された初戦先発、最速147キロ

[ 2023年11月18日 12:06 ]

明治神宮大会大学の部2回戦   青学大―日本文理大 ( 2023年11月18日    神宮 )

<日本文理大・青学大>力投する青学大・下村(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 阪神からドラフト1位指名された下村海翔(4年)が先発し、6回2/3を5安打2失点と力投した。

 決勝まで3日連続での戦いが控える今大会初戦の先発は、広島1位の常広羽也斗(4年)ではなく下村に託された。初回先頭に四球を与えるも慌てず、2回まで無失点。2―0の3回1死三塁から中犠飛で失点を許すも、追加点は与えなかった。

 3―1の6回は、2死一、三塁を招きながら、フォークで遊邪飛に仕留めるなど勝負強さも見せた。

 5―1の7回2死一、二塁から中前適時打を浴びたところで交代。最速147キロをマークし、球数100球で救援陣のあとを託した。

 下村は、最速155キロを誇る直球にカットボールやフォークなど変化球を器用に操る本格派右腕。ドラフト指名後初の公式戦登板で、上々の投球内容を披露した。

 ◇下村 海翔(しもむら・かいと)2002年(平14)3月27日生まれ、兵庫県西宮市出身の21歳。小3から野球を始め、甲武中時代は宝塚ボーイズに所属。九州国際大付(福岡)では1年秋からベンチ入りも甲子園出場なし。青学大では1年秋からリーグ戦に登板。1部リーグ通算24試合で7勝5敗、防御率1・63。50メートル走6秒0、遠投120メートル。1メートル74、73キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年11月18日のニュース