関東第一 大阪桐蔭の史上初3連覇を阻止 猛攻12安打9点で神宮大会初4強

[ 2023年11月18日 04:44 ]

明治神宮大会第3日   関東第一9-5大阪桐蔭 ( 2023年11月17日    神宮 )

<関東第一・大阪桐蔭>試合に勝利し喜ぶ関東第一ナイン(撮影・大城 有生希)
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 高校の準々決勝2試合が行われ、関東第一(東京)が史上初の3連覇を狙った大阪桐蔭に9―5で快勝した。熊谷俊乃介捕手(2年)が、2ランを含む3安打3打点で初のベスト4進出に貢献。星稜(石川)は3―2で青森山田を下し、2018年以来5年ぶりに4強入りした。

 五厘刈り軍団の勢いが止まらない。関東第一は、史上初の3連覇を目指した優勝候補の大阪桐蔭に快勝。3安打3打点で勝利に導いた熊谷は「守備の方が自信があるが、今日はうまく打てました」と胸を張った。

 勢いをもたらすには最高の一発だった。1―0の3回2死一塁から、内角の変化球を捉えると打球は左翼スタンド中段へ着弾。「みんなを盛り上げられたと思います」と振り返った通り、相手強力投手陣から計12安打9得点。公式戦は全員が五厘刈りで戦うルーティンでまたしても勝利を重ね「いつも通りできました」と笑った。

 高校から本格的に捕手に挑戦する熊谷の目標は、先輩で侍ジャパンにも選出された中日・石橋。「いつかは石橋さんを超えられるような捕手になりたい」。高い目標を掲げ、あす19日の準決勝を見据えた。(村井 樹)

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