侍3番の輝き 阪神・森下が2戦連続マルチ&3出塁 「後ろに牧さんがいるのでつなげられたら打線が回る」

[ 2023年11月18日 05:20 ]

アジアプロ野球チャンピオンシップ2023第2戦   日本2―1韓国 ( 2023年11月17日    東京D )

<日本・韓国>初回、安打を放った森下(撮影・尾崎 有希)
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 阪神・森下が、2試合連続マルチ安打&3出塁で好機を演出し続けた。

 「結果として(チームが)勝てている。(自分の調子は)悪くない」

 直球の最速が150キロを超える韓国先発・李義理にうまく対応した。1死一塁で迎えた第1打席はスライダーに詰まらされながらも中前打で好機を拡大。3回無死一、三塁での第2打席は簡単に2球で追い込まれながら「差し込まれていたので」と指1本分、バットを短く持った。「後ろに牧さんがいるのでつなげられたら(打線は)回る。いいフォアボールだった」と7球目に四球をもぎ取り、満塁に。次打者・牧の遊ゴロ併殺の間に先制点が生まれた。

 2点リードの8回1死で迎えた第4打席は内角球をおっつけて右前打を放ち、今大会の打率は・571(7打数4安打)に上昇した。「チャンスで一本出すという心を持ちながらやっていきたい」。前夜の台湾戦の決勝本塁打のような派手さはなくても、役割を全う。侍ジャパンの中軸として、輝きが増している。(石崎 祥平)

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